・夕方、トイレに行くと3センチほどの赤黒い血の塊がでた。
現在23週であまり血が出るような時期ではないので、念のため病院に時間外連絡。すると、普段通りで良いので様子を見るように言われる。
・22時頃、トイレに行くと今度はおりものに鮮血が混ざっていた。再び血が出たら連絡するように言われていたので、病院に連絡。すぐに病院に来るように言われる。
・タクシーで20分ほど。下腹部に圧迫感がある。ただ、排便のときに近い感覚で、痛い、という感じではない。大きい揺れがあると「うっ」とはなる。ぐーっと下に向かって押される感じが定期的にある。
・病院につくと、まず内診。エコーにうつっているボコボコの物を見て、「なにこれ?!」と思った。いきむのが怖くてうまく排便できていなかったのが見えちゃってるのか?!と思ったけれど、そのあとのやりとりで臍帯だろうなと落ち着いた。私は下の方にあるらしい。
・「張ってますか?」と何度も聞かれるが、「張ってる」がよく分からないので「わからないけど、排便のときのようなぎゅーっと押される感じがあります」と言うと、「出産のときもそうですけど、それが収縮です。出産のときも排便したくなりますし、それが「張ってる」でいいと思います」と言われた。
・赤ちゃんは元気ですよ、と言われて一安心。内診ついでにおりものの検査もするとのことで、2回ほど検体を取られた。子宮底長が3センチあってほしいところが2センチ程度で、切迫早産の状態だと言われる。
・内診のあと腹部エコー。心臓がしっかり動いているのを確認。
・腹部エコーのあと、張り計測器のようなもので張りのチェック。かなり定期的に頻回に張りがきているので、入院して張り止めの点滴をするように言われる。
・入院は最短でどれくらいですか?と聞くと、「うーん、最っ短なら一週間かなあ〜」とかなり歯切れが悪かったので、最長はどれくらいかと聞くと「出産まで」と言われてショックを受けた。
・医師の方はすぐ席を外したので看護師さんと2人だったのだが、入院の手続きをすすめてもらっている間に涙が止まらなかった。
上の子の卒園式、入学式、全部行けないかもしれない。これから2人育児になって、思うように遊んであげられないかもしれないからせめて出産までは精一杯遊んでたくさん思い出を作ってあげたかったのに、それが叶わないかもしれない。そう思うと涙が止まらなかった。今も書いてて涙が止まらない。
・看護師さんは、「急なことでびっくりしたよね、大丈夫だよ、お母さんが何かしたせいじゃないからね」といって励ましてくれた。
・緊急入院の仮部屋に入ってからは、もう一度張り計測をして、コロナの感染確認、検温、血圧、脈、酸素量計測などをした。入院にかかわる同意書などにも合間にサインをして、なんだか分からないまま入院となった。
・その後、張り止めの点滴を入れるための針を刺し、ついでに採血もされた。
・そのあとはひたすら張り止めの点滴が落ちるのを待っていた。副作用で動悸や指の震えや痺れがあるらしいが自覚的には全く変わりなかった。
・23時前に病院に到着して、全部終わって一度休みましょう、となったのが2時前くらい。3時前くらいまでは全く眠れなかった。
夫と子供とは病院に着いて産科の入り口に来たところで離されたまま。面会もできないし寝たきりだから電話もできない。寂しくて寂しくてたまらなかった。
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