・先日、品田遊さん(ダ・ヴィンチ・恐山さん)の『キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々』という本を買った。
もともとダ・ヴィンチ・恐山さんのことが好きだったから発売日に買ったのに、いざ買ったらスマホでこの本の元となったnoteの方を読んでしまってなかなか読んでいなかった。
恐山さんはほんとうに小さなひっかかりをそのままにせず、自分の頭の中にしみ込ませていて凄い。いかに今の自分が脳の表面だけをつるつる滑って喋り、生きているかを実感した。
・そこで私も日記を書くことにした。
少しずつでも書くことで、脳の表面から少し深いところへ行く練習になるのではないかと考えて。
めちゃくちゃ恐山さんの影響を受けて始めたことなので、もう真似して箇条書きでいこうと思う。
・今日、『THE FIRST SLAM DUNK』という映画を観てきた。
声優さんの変更発表が直前だったことで物議を醸していたみたいだが、そんなことはすぐ忘れられるだろう、というくらい良い映画だった。
とは言え、公開前の予告動画でメインの声優さんの声を初めて聴いたその時は、SLAM DUNKど真ん中世代としては「変わったな~」という印象が強かった。鑑賞中にその感覚が完全に払拭されるかというと、そんなことはない。やはり新しいSLAM DUNKであることは間違いない。
・知っていることもたくさん出てくる。なのにまるで初見のような気持ちを心臓のはじっこに持ちながらハラハラしたりドキドキしたりしながら観た。
私はすでに漫画や小説で知っている作品などが映像化すると、つい内容を頭の中でなぞりながら観てしまう癖がある。「ここはこういう表現にしたのね~」という、比較の見方が強くなる。そういう感覚がほとんどなかった。試合のシーンでは思わず、ベンチと一緒に声を出しそうになって「ここは映画館ですよ」と自分を脳内でいさめるほどだった。
・『SLAM DUNK』なんて、私ごときが比較にならないほどのファンが沢山いて、こんな感想を述べるのもおこがましいほどの大作なのに、これだけ全方向に満足度が高い作品を作れるなんて井上雄彦先生は本物の天才なんだと感じさせられた。
・これを書いている間中ずっとエンディング・劇中歌の10-FEET-第ゼロ感を聞いている。めちゃくちゃかっこいい。
とりあえず単行本のおさらいをしたら、もう一回観に行こうと思う。
・こんな感じで本当に脳の活性化になるのかな。とりあえずできるだけ続けたいと思います。
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